ミュージカルは人間性を育むため、重要視されている
自分の個性を確立しつつ、他者を理解し共存する事が求められるアメリカでは、自己表現力、理解力、想像力、コミュニケーションスキル、チームワークを育む事に、学校教育でも重きを置いています。演劇(ミュージカル)はそんな人間形成のための有効なツールとして、幼稚園や小学校から取り入れられています。※1
日本では2008年から中学校でのダンス教育の必修化、リトミック教育のブームにより、自己表現力や音楽に合わせてリズムをとる事が徐々に重要視されるようになってきました。
しかし、まだまだ演劇(ミュージカル)に対する認知に関しては、海外と比べて劣っており(欧米では演劇が必修教科)、教育として取り入れられていないのが現状です。
ミュージカルにはダンスと比べて大きく異なる事があります。それは、声に出す事。
ミュージカルでは踊れるだけではなく、歌を歌ったり、台詞を声に出すなど、身体で自分自身を表現するだけではなく、声でも自分自身を表現しなければなりません。
また、表現する為には台詞の意味を理解する事、その動き(ダンス)の意味を理解する事などの理解力、想像力も必要になり、ミュージカルは人間形成の重要な部分を大きく伸ばすことができる教育です。
私達nanoミュージカルスクールでは、人間形成の大切な時期である園児、小学生にダンスや演劇、歌を通じて自分自身を表現できる人間になって欲しい、表現する事が楽しくなって欲しい。そう言った思いで活動を行っております。
■nanoミュージカルスクールで身につく事■
・自己表現力:身体と声を使って、自分自身を表現する事ができるようになる。
・理解力:身体の動きの意味、せりふの意味を理解し、表現する事で理解力が身につく。
・想像力:せりふと身体の動きを結びつける為に、どのような動きをしなければならないか考える為、想像力が身につく。
・礼儀:元気なあいさつができるようになる。
・健康:身体を動かすことで、楽しみながら丈夫な体になる。
・率先:舞台やイベントで自分を表現することで、人前に立つこと、意見することができるようになる。
・コミュニケーション、チームワーク:作品を作り上げるのは、一人ではなく年齢の異なる多くの仲間と作り上げる為、仲間とのコミュニケーションを取らなければならない。
※1:pen with New Attitude 3/1月号 No515より抜粋